血糖値とは?

血液中を流れているブドウ糖の濃度

食事によって体内に摂り込まれた糖質は、胃や腸にまで到達するとブドウ糖に分解されます。その後、肝臓で蓄積されて必要な時に取り出して使用されます。血管内に入ったブドウ糖は、血液中を通ってエネルギー源として体中の各細胞に送り届けられるのです。

血糖値とは、この血液中のブドウ糖(血糖)の濃度のことを言います。通常、健康な方の場合、インスリンが分泌されて常に血糖値はある一定の値で維持されていますが、糖尿病の方の場合、インスリンの分泌量が低下するなどで血糖値の調節が上手く機能しなくなり、血糖値が高い高血糖の状態なってしまい、様々な合併症を発症してしまうというわけなのです。

糖尿病の判断となる血糖値の基準とは?

血糖値は、1dl(デシリットル)あたり何mgのブドウ糖が含まれているかで表され、その数値が高いほど血液中のブドウ糖の濃度が高いと判断できます。そして、糖尿病であるかそうでないかを判断するために行われる血液検査では、この血糖値の数値がとても重要な判断材料の一つとなります。

健康な方の場合、何も食べていない空腹の状態で検査すると、大体80~110dl/㎎ぐらいで高くても160dl/㎎ぐらいまでしか数値が上がりません。ところが、糖尿病の方の場合、空腹の状態でも大体130dl/㎎ぐらいの数値を示し、症状が進行した場合は、170dl/㎎以上の数値まで上がってしまい糖尿病と判断されます。

血糖値の検査の種類

糖尿病であるかそうでないかの重要な判断材料となっている血糖値を調べる検査には、空腹時血糖値・75g経口ブドウ糖負荷試験2時間後値・食後2時間血糖値・随時血糖値などのいくつかの検査があります。空腹時血糖の検査は、検査するまで10時間以上何も食べない空腹の状態にしてから測ります。

75g経口ブドウ糖負荷試験2時間後値の検査は、10時間以上何も食べない空腹の状態にしてから75gのブドウ糖を飲んでから2時間後に測ります。食後2時間血糖値の検査は、食後ではなく食事開始から2時間後に測ります。随時血糖値の検査は、食後の時間は何も考えずに測ります。

血糖値の基準値について

糖尿病を予防するには
血糖値の基準値で判断する!

糖尿病を予防するためには、血糖値の基準値を知っておく必要があります。
血糖値の数値を調べるには、血糖検査を受けなければなりません。
血糖検査は何種類かあり、それぞれの検査によって確認できる血糖値の種類や検査の方法が違います。

糖尿病の有無を判断するためには、一種類の血糖値だけでは判断できません。
何種類かある血糖検査を受けて、それぞれの検査結果で判明した血糖値を確認することで、
糖尿病の有無を判断することができるのです。なので、まずは血糖検査を受ける前に、
ここで紹介する各血糖検査ごとの血糖値の種類と基準値を事前に把握しておくと良いでしょう。

レベル
空腹時の血糖値
食後の血糖値
ヘモグロビンA1c
正常値
100mg/dl未満
140mg/dl未満
6.2%未満
正常値高値
110mg/dl未満
境界型糖尿病
110~125mg/dl
140~199mg/dl
6.2~6.4%
糖尿病
126mg/dl以上
200mg/dl以上
6.5%以上

4つの血糖検査の基準値

血糖検査には、「空腹時血糖値」「ブドウ糖負荷試験2時間値」「随時血糖値」「HbA1c」という4種類があります。
ここでは、各血糖検査の種類と検査方法について紹介しています。

空腹時血糖値

空腹時血糖値は、検査前まで10時間以上絶食してお腹を空腹状態にしてから測定する検査です。

ブドウ糖負荷試験2時間値

ブドウ糖負荷試験2時間値は、75gのブドウ糖を飲んでから2時間経過した時に測定する検査です。

随時血糖値

随時血糖値は、食事の時間を決めないで測定する検査です。

HbA1c

HbA1cは、ヘモグロビンとブドウ糖が結合したHbA1cを測定して、過去1~2ヶ月血糖値の平均値がわかる検査です。

各血糖値ごとの基準値の違いとは?

血糖検査で判明する血糖値の基準値は、各血糖値ごとに違います。
血糖値の基準値を知ることで、糖尿病の有無や現在の血糖値の評価を判断することができます。

空腹時血糖値の基準値

糖尿病であると判断される基準は、126mg/dL以上で、各評価基準は、80mg/dL以上~110mg/dL未満が「優」、110
mg/dL以上~130mg/dL未満が「良」、130mg/dL以上~160mg/dL未満が「可」、160mg/dL以上が「不可」です。

ブドウ糖負荷試験2時間値の基準値

糖尿病であると判断される基準は、200mg/dL以上で、各評価基準は、80mg/dL以上~140mg/dL未満が「優」、140
mg/dL以上~180mg/dL未満が「良」、180mg/dL以上~220mg/dL未満が「可」、220mg/dLが「不可」です。

随時血糖値の基準値

糖尿病であると判断される基準は、200mg/dL以上で、各評価基準はありません。

HbA1cの基準値

糖尿病であると判断される基準は、6.5%以上で、各評価基準は、6.2%未満が「優」、6.2%以上~6.9%未満
が「良」、6.9%以上~7.4%未満が「不十分」、7.4%以上から8.4%未満が「不良」、8.4%以上が「不可」です。

血糖値測定器の使い方について

血糖値測定器は自宅で
血糖値の管理に便利な医療機器

糖尿病という病気は、血糖値が高くなっても自覚症状がほとんどないので、
気づかないうちに病状が進行してしまうというケースも決して少なくありません。
そのような事態に陥らないための心強い味方になってくれるのが血糖値測定器です。

血糖値測定器は血糖値の管理にとても便利で日々変化する血糖値の状態を
把握することができ、糖尿病の改善や予防に大いに活躍してくれます。

ここでは、そんな血糖値測定器の正しい使い方や測るタイミングについてご紹介しています。

使い方は簡単なので、これから血糖値測定器を購入しようという方は、
ここで事前に使い方をしっかり確認しておくと良いでしょう。
それでは、まずどのようにして使えば良いか見ていくことにしましょう。

血糖値測定器の正しい使い方

血糖値測定器の種類によって多少使い方が違いますので、
ここでは基本的な血糖値測定器の使い方をご紹介しておきます。

【血糖値測定器の使い方の手順】

1:まず測定する前に手を洗って清潔な状態にします。

2:測定器本体に測定用チップを装着します。

3:穿刺器具で指先を刺して血を出します。

4:血液が出たら測定用チップにつけて血液を吸引させます。

5:血液を吸引した後数秒で測定結果が出ます。

糖尿病の食事療法の画像

使い方の手順は、基本的にたったこれだけです。ただし、指先から出てきた
血球の大きさが小さかったり、血液が出てから測定用チップに吸引させるまで
時間を空けると血液が凝固するので、正しく測定できないことがあるので注意が必要ですす。

最初は慣れるまで少し時間が掛かるかもしれませんが慣れてしまえば
これらの1~5の手順全てを大体1分ほどあれば終わらすことができます。

測定したら表示されている測定結果を確認して、必ず測定した血糖値をノートなどに記録しておきましょう。

血糖値だけでなく、測った時間やその時の体調なども記録しておくと尚良いでしょう。

血糖値を測るタイミング

そして、次に血糖値を測るタイミングですが、いつでも良いというわけではありません。

測るタイミングは、朝・昼・晩の各食事の前後と就寝前の7つです。
より強力なインスリン療法を受けている場合は、毎日測定するように主治医から
言われるかもしれませんが、そうでないなら朝食前と夕食後を週3回、1日7回全て
測るには隔週月2回というのが、一般的な血糖値を測るタイミングとされています。

個々の状態によって測るタイミングは異なる場合があるので、
血糖値測定器を使う場合は、まず主治医と相談してから使うようにしましょう。

血糖値の測り方

血糖値の測り方は主に2種類

血糖値の測り方は、病院で測るか自分で測るかのどちらかで、それぞれ測り方が異なります。

一般的には、健康診断や人間ドックの血液検査によって血糖値を測定しますが、
この測定方法は空腹時の血糖値しか測定できません。

糖尿病患者のように空腹時の血糖値と食後の血糖値を測定する必要がある場合は、
自分で血糖値を測定できる血糖値測定器を使って簡単に血糖値を計ることができます。

血糖値をコントロールするためにも正確な血糖値を把握することが大切です。
近年は、血糖値測定器の普及により価格も安くなり手軽に購入できるようになりました。
血糖値が高目と言われた方は、血糖値の測定をすることをお勧めします。

病院の血液検査によって血糖値を測る

病院での血糖値の測り方は、血液検査です。

病院で血糖値を測る際には、10時間以上絶食して、お腹の中を空腹の状態にしてから検査が行われます。
前日の食事を終えてから何も食べないまま10時間以上経過し、検査当日の朝も何も食べないまま
空腹状態にして、朝の早い時間帯に病院で採血して早朝空腹時血糖値を測ります。

この早朝空腹時血糖値が126以上あると、糖尿病である疑いが高いと判断されます。

尿糖検査によって自分で血糖値を測る

病院ではなく自宅で自分で行う血糖値の測り方の一つとして、尿糖検査というのもがあります。

この測り方は、尿を紙コップなどに採取して、その採取した尿の中に色が変化する試験紙を浸します。
そして、浸した試験紙の色の変化具合を確認して尿糖があるかどうかを判断するのです。

しかし、尿糖は、血糖値が160以上になると出てくると言われていますが、
正常な血糖値でも尿糖は出る場合があり、血液検査ほど精度は良くないので、
的確な糖尿病の判断はできません。

血糖値測定器を使って自分で血糖値を測る

最近では、血糖値測定器という機器を使った自宅で血糖値を測る方法が普及しています。価格もそれほど高くなく、1万円程度で手に入るものもたくさんあります。

手のひらサイズで操作もシンプルなものばかりなので、誰でも手軽に血糖値を測ることができます。血液を採取する際には、穿刺器具を使って指先に針を刺しますが、痛みはほとんど感じません。

あったとしてもすぐに慣れて気にならなくなる程度です。血糖値は変動するため、血糖値が上手くコントロールできているかを把握するためには自宅で測ることができる血糖値測定器はとても便利な機器なのです。

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